
こんにちは!現役国立大学生電気電子ブロガーのコブサラダ@kobusaladです!
今回は私立大学を受ける人の受験について少しお話していきたいと思います。
今回の対象は‥
・私立大学の受験を決めている文系高校生の方
となります。

教科を絞るにはけっこう大事だと思います!
目次!
3科目に絞らせない学校が多い
特に自称進学校にありがちなんですが「最後まで国公立大学の可能性を捨てるな」と言われ受験しない科目を意地でも受けさせます。
私大文系ではおそらく数学や理科ですね。
特に自称進学校にありがちなのですが「最後の最後まで国立大学への希望は捨てるな!」といらない科目までやらせてくるんですよね。
なぜみんなが無条件で国立大学に行きたいと願っていると高校側は思っているのだろうかという疑問はあるのですが、それは置いといてじゃあ他の科目って実際勉強する余裕あるのか?ということについて考えていきます
あとから国立大を考えることは考えにくい
3科目に絞る反対意見としてあとから国立大学に行きたくなるかもしれないというパターンがあります。
確かに行きたいと気づいて途中からいきなり数理を増やすのは鬼畜と言えます。
しかしよほどのことがない限り私大専願から国立志望に切り替えることがないと思います。
都内の私立のほうが就職も生活の楽しそうなのでなんだかんだでよく、高いお金を払えるのならわざわざ国公立大学に行くメリットはあまりないですからね。
さらにおそらく私立大学に行こうという時点で親御さんと費用については話が済んでいると思うのでお金の心配はないですし。
それに万が一国公立大に切り替えるとしても3教科で行ける大学も中にはあります。
別に3科目でも国公立大学に行けないわけじゃないんです。
これらのことを考えるとわざわざ自分のやらない科目の授業を受けるのは無駄と言っていいでしょう。
私立大学の受験は厳しい
私が5科目を受験できる余裕がないと考えているのは私立大学の受験は厳しいものになっていることも多くの原因になっています。
私立大学は受験日程の多さから他の大学と併願されがちで合格者に蹴られることが今まで多々ありました。
そのため定員より多くの学生を合格にさせていました。
しかし定員より多くの人を入れてしまうと助成金がもらえなくなるという制度により定員より多くの学生を合格させることができなくなりました。
つまり大幅に私立大学に入れる人が減り、上位の大学に受かることが極めて難しくなったといえます。
一昔前の私立は国立のすべりどめみたいなイメージですが、今は旧帝大に受かる人もMARCH、日東駒専に落ちるという状況になっています。
もう私立大学は国立も目指して片手間で受かるような甘さはもうすでになくなっていると言えるでしょう。
難関私立大学の入試問題
早慶、MARCH、関関同立などの難関私立大学の入試問題は国公立大学とは少し形が違うそうです。
というのも私立大学はマークシート形式、国立は記述式になることが多く問われるものが少し変わります。
記述式では思考力、私立大学では重箱の隅をつつく知識量ですね。
国立と私立どちらも受けるとするとこの傾向の違う問題を同時に対策しなければならないということになります。
そのため余計に対策をしなくてはいけないのでどっちつかずになる可能性が高いです。
二兎追うものは一兎も得ずとはよくいいますが、国立と並行して私立を受けることは必ずしもいい結果を呼び込むとは限りません。
例外:早慶上位を志望している人
例外ですが早慶上位を目指す人は東大を目指したほうがいいと言われています。
理由としては早慶の上位志望はだいたい早慶の下位にしか受からないと
MARCHに行きたい方は早慶志望に、日東駒専に行きたければMARCH志望にすれば、志望を落としても自分の行きたい大学に行ける可能性は高まります。
早慶下位志望の方は早慶上位を志望にすればいいでしょう。
しかし早慶上位の志望の人はもうそれより上の私立を目指す選択肢はなくなります。
そのため東大もしくは京大を視野に入れて
そういった方は東大まで視野に入れて学習したほうが目標が上がり、かえってその滑り止めになる早慶上位の学部に受かりやすくなるそうです。
そのため早慶の上位志望の方は最初に東大を視野に入れて学習してしまうのがいいかもしれません。
まとめ:私立大学に行くなら3科目に絞ろう
・国立大学と併願できるほど私立の受験が甘くなくなったから
※早慶の上位志望の高校生は東大も視野に入れたほうがいいかも
以上で言ったとおり基本的にはわざわざ私立大学を専願している人が5教科を学習する必要はないです。
ただし最近は文系でも数学が必要な学科が増えるという話があったので、あくまで自分の受けたい大学の受験科目がどうなっているのか確認してから学習する科目を選びましょう!
ということで今回の記事は終わりです!ありがとうございました!
コメント
私立大学志望者でも、3教科に絞らない方が良いですよ。
理系なら国語、文系なら数学はやるべきですね。
理由は就職活動です。
一流大手企業の採用試験では、SPI試験という学力試験が課されます。
SPI試験は、言語(国語)と非言語(数学)のテストで、一流大手企業では偏差値62以上の成績を取らないと、面接に進めませんし、中堅企業(大手以外の上場企業)ですら、偏差値55以上の成績を取らないと面接に進めませんからね。
一流大手企業の事務系総合職に就職する学生は経済学部生が圧倒的に多い理由も、SPI試験の影響です。
経済学は、微分積分、線形代数、統計、確率、集合をツールとして使いますから、SPI試験の非言語でHIGH SCOREを叩き出すのは余裕ですからね。
早慶上理、MARCH、関関同立のうち、一流大手企業に就職する学生の大半は、難関国立大学落ちの人達ですから。。。
コメントありがとうございます。
この記事を書いたときはまだ就職活動をそこまで行っていなかったという背景がありこの記事を書きました。
実際に就職活動を行ってみると、たしかにSPIなどで国数の能力はかなり求められました。
最近はWEB形式のテストがあり、ある意味ずる賢く友人などと集まってテストを受けることで苦手教科があってもどうにかなった人もいるそうですが、私自身の肌感覚では実際にテストセンターに足を運んで受験をさせる企業も多く基礎ができていない学生にはだいぶ苦痛なように感じました。
得意にならなくても、最低限赤点取らない程度の努力をすべきなのかなと最近は考えています。