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親が子供に「地元の国公立大学だけしかダメ」というのは割と残酷だという話

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コブサラダ
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こんにちは!現役国立大学生電気電子ブロガーのコブサラダ@kobusaladです!

今回は地元の国公立大学しか許さないことは割と厳しいことだということについてまとめていきたいと思います!

今回の対象は‥

・親に国立大学に行きなさいと言われている高校生

・子供になんとしても地元の国公立大学に行ってほしいと思っている親御さん

となります。

目次!

地元の国公立大学しか許さないことがきつい理由

国公立大学は一発勝負だから

国立大学で志望校に受かるかどうかというのは基本的に一発勝負になります。いわゆる背水の陣ですね。

中期、後期試験は同じ大学でも非常にレベルが上ってしまうので自分のレベルよりかなり下のレベルを受けることになってしまうためこのような状況になってしまいます。

対して私立大学は日程さえかぶらなければ同じ大学だろうがなんだろうが乱れ打ちが可能です。

早稲田大学の政治経済学部に落ちて法学部に受かるというパターンもまあ割とあるわけです。

対して国立大学で前期失敗して後期同じ大学に受かるのはよほど前期の段階で余力があってたまたま大崩れした人に限ります。まああまり現実的ではないですね。

このようなこともあり満足するような大学に入りたいのなら国立は一発勝負になってしまいます。

国立大学しか受けられない人は私立大学を受けられる家庭に比べて勝負できる機会が少なくなりその分プレッシャーはへります。

変なプレッシャーがないほうが受験はやりやすいので余裕がない国公立大学志望はふりをかぶることになります。

難易度がそれなりに高い

これが最も大きな理由になるのですが、正直なところ国公立大学の難易度はそれなりにはあります。

決して難関ではない大学でも共通テストでは50%程度が必要です。得意な科目がない限りはまんべんなく点数をとっていかなければなりません。

基礎が全くできていないとこのレベルに達するのも難しく、合格が見えてこないこともありえます。

地方国立レベルでも受かる人は、中学受験を経ずに一般的な公立大学に通っている人だったら中学の頃はとにかくある程度頭いいキャラが浸透している人が多いと感じます。

半分近くは高校受験で勝負が決まるため安心して国公立大に入れるのはこれが条件でしょう。

さらに頭のいいキャラで県1位の高校に行っても半分かそれよりも上くらいの成績でなければ受かりません。

このレベルは求められるので簡単めな国公立だからといって楽に受かるわけではありません。

地元の国立ってわりかし普通のルートみたいに取られますが、普通よりはちょっと頑張らないと受からないので人を選ぶところはあると思います。

地方によってはめちゃくちゃきつい

地方によっては国公立大学の難易度が非常に高い可能性があります

下位の国立大学に関しては共通テスト50%ほどとそこまで高くないかもしれません。

しかしすべての国立大学がそのレベルというわけではありません。もっと難易度が高い国立大学も存在します。

旧帝大は上位5パーくらいの人くらいしか行けないでしょうしそれに準ずる大学もかんたんに受からないことがあります。

つまり地元の国立大学といっても色々あり、実際調べたらめちゃめちゃむずいところしかないじゃんということにもなりかねません。

県立大学と言われる難易度が低めの国公立大学もありますが、分野が偏っていることが多くかなり人を選ぶので選択肢にならないこともあります。

そのため県によっては非常にレベルの高い戦いを強いられてしまうことがあります。

満足いくレベルの大学が存在しない

先ほどとは反対に県内にある国公立が本人の能力に比べて非常に受かりやすいということがあります

本来自分の能力に合うような大学に進めないわけです。

就職する企業のレベルも変わってしまうため、能力があるにも限らず渋々地方大学に行くのはかなりの機会の損失と言えるでしょう。

分野が限られてしまう

地元の国立大学じゃ満足するような学部に進めない可能性があります。

例えば滋賀に住んでいる人は条件としては滋賀大学に通うことになります。

しかし滋賀大学というのは基本経済系に強い大学で理系に関しては情報学部しかありません。

つまり農学部で学びたい、建築を学びたいと言うような方は滋賀大学だとその望みは叶えられません。

というように地元の国公立大学しか選択肢がないという時点でそもそもやりたいことがやれないと子供の選択肢を制限してしまう可能性があるわけです。

仮に成功したとしても満足する結果にならないのは本人にとっても辛いでしょう。

親御さんが子どもたちにできること

親御さんから子供に地元の国公立大学しかダメというのはなかなか子供にとって辛いことだというのが上記の理由です。

とはいえお金さえあれば国公立大学だけはなく私立大学にも行かせてあげたいと思っているのが親御さんの気持ちなのかな(学生なのに偉そうなことを行ってすみません)と思いますし、それをどうにかすることが難しいのもきっと子供はわかっていると思います。

そのうえでも実際国公立だけしか許さないのはなかなか厳しいことだと思いますのでそういった親御さんが子供にできるのではないかということを子供目線からになってしまいますが挙げさせていただきたいと思います。

とにかく辛いときは寄り添ってあげる

まずは対処法というか子供との接し方についてです。

国公立大学に受からないといけないというのは割とプレッシャーが強く大きな負担がかかります。

その際に親御さんにはなるべく寄り添ってできるだけ勉強がやりやすい環境を整えていただきたいと思います。

安心して身を置ける場所があることで不安が減り、受験勉強もやりやすくなります。

授業料の免除を考える

地元の国公立大学に行ってほしいというのはおそらくほとんどの場合でお金の問題からだと思います

ただお金の問題なら解決できることがあります。

というのも制度を使えば授業料が免除される場合があるためです。

国公立大学なら家の収入が少ない場合学費が全額または半額保証される制度があります

成績優秀者でないと厳しいためちゃんと勉強する必要こそありますが、周りの成績はあまり高くないため大学受験よりも遥かに少ない労力で対象になることは可能です。

さらに私立大学でも同じように授業料の援助があります。

例えば神奈川大学ですと給費生制度というものがあり、経済学部は返済不要の奨学金が100万円ほど給付されることになります。

かなりの倍率で茨の道ではありますがそれでも挑戦して見る価値はあります。

このような地元の国公立大学でなくても出費を最低限に抑えることができる制度を取る大学は他にもあります。

こういった情報は両親の方から情報をとってくるというようにしていただき、子供はできるだけ勉強に集中できるようにすると負担が減ると思われます。

まとめ:地元の国立大学にいけはけっこう厳しい注文

今回のまとめ
・地元の国公立大学は難易度が高く一発勝負だとプレッシャーが大きい
 
・満足できるような分野の勉強ができる
 
・給付金制度などを使う、子供の不安に寄り添うなどしてなるべく子供の負担を減らしたほうがいい

 

地元の国公立大学というと至って普通のルートと思われがちですが、そんなかんたんなことでもありません。

少なくともそんなぱっと受け入れて「はあわかりました」と軽く受け取って勉強して素直に受かる人のほうが少数派です。

7割ほどは学力が達さないまま無理に突撃するか志望校を変えるということになるでしょう。

この認識を持っておくことで子供、両親ともどもどうすべきかがわかりやすくなる気がします。

ぜひまずこれを理解して受験に望んでください!

それでは今回はここまでです!ありがとうございました!

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