
こんにちは!現役国立大学生電気電子ブロガーのコブサラダ@kobusaladです!
今回の記事ではこちらの書籍をご紹介させていただきます。
タイトルだけ見ると

これ医療系でしょ?俺たちに関係あるの?
と思われるかもしれません。
ただ患者さんとのコミュニケーションを取るという点について触れているため職場でのコミュニケーションに困っている方全体に役に立つ本といえます。
今回の対象は
・コミュニケーションに不安を持っている大学生
・顧客とのコミュニケーションに困っている人
・なかなかグループワークがうまく行かないという方
となります。

コミュニケーションが取れると働く時以外でも有利になるのでぜひこの書籍を手にとって見てください!
目次!
書籍内で触れている内容
こちらではかんたんにこの「レジデント初期研修用資料 医療とコミュニケーションについて」(以下からは本書と呼ばせていただきます)の概要を軽く紹介させていただきます。
もちろんネタバレレベルでなく概要です。
内容全体としては医師が患者さんとコミュニケーションを取るときの心構えや技術について紹介されています
例えばチームでの会議、担当している患者さんとの付き合い方などです。
医師はどの科に従事するかにもよりますが生死に関わる病を扱うシビアな業種です。
接する患者さんも生死に関わる病を患っていることもあり精神がかなり揺さぶられている状態です。
そのため患者さんと接するときためには会話にはかなり注意をしないと気分を害してしまうこともあるでしょう。
そんな難しいコミュニケーションが必要とされる研修医生活を乗り越えた筆者が経験談をもとにコミュニケーション手法をまとめています。
コミュニケーションに悩みがある人がこの本を読むメリット
実践しやすい
たまにスキルのために買ったのに「自信を持て!」みたいな熱めで役に立たない自己啓発本もありますが本書ではそんな抽象的なことは書いてありません。
あくまでスキルだったり心構えだったりと実践で使えることを具体例を通してまとめてあるという感じです。
さらに難易度も別に高いことでなく意識すればできることが多いのでその日のうちに実践することが可能です。
内容のとっつきやすさと応用のしやすさはコミュニケーションの技術の本でもかなり上位に食い込むと言えるのではないでしょうか。
単純に読みやすい
私がおすすめするもう一つの理由はとにかく読みやすいという点です。
一つずつ技法についてまとめてあるので本というより辞書として活躍します。
自分の欲しい情報をすぐに得られるので時間がなくても読むことができます。
文体としましても敬語調ではないものの文全体にマウントを取るなどの不快な要素がないのでスラスラと読めます。
個人的な本書を応用した経験談
塾講師のバイトで非常に役に立った
私はアルバイトとして塾講師をやっています。
塾講師として働く上で苦労するひとつは生徒さんとの向き合い方です。
一人ひとり性格は違いますし心をひらいてくれていないうちはいろいろな問題が発生します。
例えばどこがわからないのかをこちらがわからなかったり、そもそもちゃんと話を聞いてくれなかったりと…
ここらへんはコミュニケーションに自信がある方はうまくやるのでしょうが、あまり自信がなかった私にとっては苦労する点でした。
そのときにたまたま手にした本書ですが効果はやっぱりあったような気がします。
もちろん「この本で人生変わりました!」というくらい直接的にすべてが解決したわけではありませんけどね。
そりゃ慣れだってあっただろうし自分なりに考えたりはしましたし。
しかし参考にして次回のバイトでやってみようと思ってこの本から実践したことは割といい方に転びました。
個人的に役に立ったのは例としてあげると解き方や勉強法提案の仕方や信頼を得るための方法などです。
ここらへんがちゃんとできれば話もより聞いてくれるようになりますしわかる問題も増えていきます。
自分から質問してくれることも少しだけでも増えたのでたしかに少しだけでも前進したような気がしました。
でもよく考えれば塾講師にこの本が役に立つのはある意味当たり前ではあるんですよね。
というのも塾講師と医師でも「顧客の悩みに向き合う」ということは程度はともあれ共通している部分があります。
そのためこの本野やり方を実践すれば生徒ともコミュニケーションが取りやすくなるのは当たり前ではありますよね。
医療職以外の人が読むときに気をつけてほしいこと
この本自体は非常によく書かれていて私の目線から見て悪いところはまずありませんでした
唯一あるとしたらあくまで医療用なので他の業種には応用すると部分がたまにあるというところです。
例えば病気について患者さんに説明するときのやり方などです。
医療職は病という自分ではどうにもならないようなデメリットを伝えなければならない辛い役目を背負っているので他の仕事とはその部分では異なります。
例えば私がやっている塾講師は耳が痛いことをいっても大丈夫なケースがあります。
なぜかというと本人の努力次第で解決できる事が多いので直接行ったほうがためになることもあります。
しかし病気について宣告する際にはなかなか直接的に言っても難しいと思うのでその時の対応について本書では触れられています。
こういった医療職との乖離は少しばかり気をつけて読む必要があると考えられます。
反対に言えばこれさえ気をつければ値段以上に価値のある本だと考えられます。
まとめ:コミュニケーションに心配がある人はぜひ読もう!
・医療系の人も顧客や同僚とコミュニケーションという点で非常に役に立つ
・私も塾講師として働くときに行かせた経験あり
・医療職以外の人は一部知識として異なることがあるので良く精査すべき
「コミュニケーションが得意!」なんて自信を持って言える人はなかなか少ないですよね。
特に今はネット社会、はたまた自宅待機をすることにもなりコミュニケーションを取る機会は非常に少なくなっております。
慣れなければ難しいこともあるのでしょうが本書を参考にすればコミュニケーションをうまく取れるようになるかもしれません。
コミュニケーションに不安のある方はぜひ一度手にとっていただきたいと思います。
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