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情報工学科と建築学科の適正は高校時代に見つけづらいから大変だと思う話

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コブサラダ
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こんにちは!現役国立大学生電気電子ブロガーのコブサラダ@kobusaladです!

今回の記事では情報工学専攻について少しまとめていきます。

・情報工学、建築系に進もうと思っている高校生
 
・進路選択に迷っている高校生

となります。

コブサラダ
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他の専攻とは少し毛色が違うこの2つの分野についてまとめていきます

目次!

情報と建築が他の工学部とは違うところ

情報系、建築系と他の学科は高校までの学習がどれくらい反映されるかという点でけっこうな差があります

情報と建築以外の工学部は受験の科目と大まかな内容が近いです。

例えば電気系は磁気、回路、材料などの分野がありますが、大体は高校物理、化学の知識が基礎で数学を主に使うことになります。

機械系だったら大体は力学、もしくは熱力学あたりと数学、化学系は言わずもがな化学全般と物理と数学を使います。

そしてこれらの学科で扱うのがほぼこれらの応用となり、程度はともあれこれらの科目が得意なら有利なケースが多いです。

また土木系も力学がベースでこの知識が多ければかなり有利になります。

つまり高校時代に数、物(生物)、化ができていれば素養は割と出来上がっていることが多いと言えます。

しかし情報系と建築系は勉強ができればうまくいくとは比較的いいづらいです。

情報系と建築系のやること

情報系

情報系は主にパソコンの動作について学びます。

やることはかなり幅広いのですが、一般的にやることとして考えられているのはプログラミングではないでしょうか。

このプログラミングなのですが高校までの学習とは毛色が違います。

というのも数学の他にハードウェアやネットワークの知識やアルゴリズムの知識が必要です。

そして数学も習ったことが直接役に立つとは限りません。

もちろん微積だったり線形代数だったり直接役に立つ分野はありますが、どっちがというと論理を組み立てる際にその思考法を使うことが多いです。

プログラムは曖昧さが一切通用しないので順序立てて工程を考えていく必要があります。

これは一つ一つ必要な操作を見極めて解いていく数学のやり方と一致します。

数学ができないと厳しいですが、思考法を応用するためそこがうまく行かないと数学が得意な人でも思うように行かないとなるケースがあります

さらに情報系は勉強ができた人の成績が伸びるとは他の学科より言いづらいです。

私が情報系の知り合いに聞いたところ勉強ができた人というよりはプログラミングに詳しい人がいい成績を取りやすいといいます。

もともと触れてた人が強いのは当たり前じゃね?

と考える方もいらっしゃるかもしれません。

ただあくまで私の大学の話なのですが、機械に触れていた機械系の人、回路に触れていた電気系の人に比べたら段違いでプログラミングに触れていた人が多いです。

回路に触れていた電気系の人は少ない(というかほぼゼロ)なのでみんな同じところから始めるので相対的な成績が伸びやすく、プログラミングに触れていた人が多い情報系の人の中では能力が高い人が相対的に多くなります。

そのためただ受験で成績が良かっただけのタイプの人はプログラミングが思うように行かず苦しんでいるケースを聞きます。

建築系について

建築学科はその名の通り建築に関わる分野です。

建築学科に行きたいと思われる方のだいたいは意匠系(建築物をデザインして設計に携わる)の興味がある方でないでしょうか。

この意匠系は力学や計測などの物理的、数学的な側面もありますが、デザインセンスも多く求められます

そのため美術的なセンスもなければなかなかうまくは行きません(そうはいっても後天的に身につけることもできるそうですが)

デザインセンスは実際にデッサンをしないと試せない気はしますが、たいていの建築学科の受験科目は数学・英語・理科重視でデッサンなどはありません。

Illustrationist workspace concept with copy space

つまりあまりデザインセンスを磨かなくても大学には入れてしまうには入れてしまいます。

そのため入学した先でデザインセンスがないことに気づき、思ったとおりに学習ができないと悩む方もいらっしゃるようです。

まとめ:情報と建築の適性は受験ではわからない

情報系と建築系は適正があるかあらかじめ確かめよう!

・情報や建築系以外は高校までの学習の側面が大きい

・情報系はプログラミングに触れていた人が強い

・建築系はデザインセンスが求められる

 

ということで情報系と建築系は高校の学習だけで適正が見分けづらい学科です。

そのため自分がある程度できるのかどうかを試しておくと良いと思います

例えば情報専攻にいくのなら勉強だけではなく高校の頃から少しプログラムに触れておく、

もしくは建築学科に行きたい人はどんな建築があるのかさまざまな人の作品を見てデッサンしてみる

これをしておくだけで本当に興味があって自分がやっていけるのかがわかると思います。

ただ勉強していくだけだといざ入ったときに「やっぱ違うかもしれない‥」となりやすいので他の学科よりも受験勉強以外のことも並行して行くといいと思います。

ということで今回の記事は終わりです!ありがとうございました!

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