
こんにちは!現役国立大学生電気電子ブロガーのコブサラダ@kobusaladです!
今回は高校生にとって重要になる文理選択についてまとめていきます。
今回の対象は‥
・文理選択で迷っている人
・よく考えず文理選択をしてしまっている人
などになります。

文理選択は場合によっては人生を大きく分けることになるので今回の記事を参考にして慎重に失敗しないようにしていただきたいと思います!
目次!
文理選択をするときに気をつけること
文理選択をする際にどういったことを気をつけるべきなのかご紹介していきます。
やりたいことだけで決めるのは案外悪手
よく文理選択をする際に「将来やりたいことで決めろ!」といわれますが実はこれはあまりいい手ではありません。
なぜならやりたいことって意外とポンポン変わっていくものですからね。
高校生レベルのやりたいことなんてせいぜい現実を知らず「ドラマでやってたから!」「なんかかっこよさそうだから!」くらいなケースも別に少なくないです。
ずっと昔からの夢だったとか確固たる信念がない限り実は好きというだけで選ぶのは少々決定打に欠けますし危険です。
そのためただやりたい仕事がこっちだから理系行こう!みたいに安直に決めるのではなく他の要素も考えていきたいものです。
得意苦手も考慮に入れる
好きなことももちろん含めていいですがなんだかんだで私は得意な方を選んでしまったほうがいいかと思います。
理由としては得意なほうが後々好きになれるのでは?と考えたことです。
というのも人は苦手なものに関しては割と苦手意識を持ちがちなんですよね‥
例えば昔算数が好きだった人が中学や高校になって数学になり嫌いになるケースがよく見うけられます。
それはなんでかを考えるとやっぱり苦手になったからなんですよね。
ただ何も考えずに計算を淡々とすればよかった算数から自分で式を組み立てて説かなければならない数学に変わり解けなくなって嫌になったケースが多いです。
この例のように苦手なものは後々だいたい嫌いになっていきます。
それに残酷なことですがいくらやりたいからと言ってそれに適正があるとは限りません。
仮にいくら電気工作がしたいと言っても電気回路や電気磁気についてちんぷんかんぷんじゃどうにもなりませんからね。
それに好きだからと言って苦手意識が強く周りだけが成長していって自分は何もできないとなると好きなことだって嫌いになります。
仮に決めてやりたいと思ってものちのち嫌になってしまっては元も子もありません。
それを考えると理解しやすく身に着けやすい得意な方を選ぶのは良い手段と言えます。
自分のやりたいことはどちらかでなければいけないのか考える
そもそも自分のやりたいことが文系なのか理系なのか考えてみましょう
たとえばメーカーの開発職などは理系で研究を経ていないと就職するのは難しいです。
というわけでこういった場合は必然的に理系を選ぶ必要があります。
しかし理系っぽい職業に見えていても実は理系を選ばなくてもなれる職業があります
例えばプログラマーですね。
プログラマーは一般的には理系と思われていますが実際はパソコン一つで門戸が開かれているので理系である必要はそんなにありません。
数学的思考力に慣れている方がいいとはいいますがそれよりも経験を積んで何かを作った経験が能力につながります。
むしろコミュニケーションを取ることが多いことやデザインを行う際の色彩心理学などむしろ文系の素養が問われるケースも多いです。
反対に経済のことを勉強したいから文系に行くといいますがその必要もありません。
なぜかといいますとむしろ計算が多く高校時代に理系だった人に向いているのでは?ともいわれているためです。
その点もあってか国立大学経済学部は理系から入れる大学も多いですし私立大学に関しては国数英で受験できるところも多く理系だからといって苦労することもありません。
数学や理科が得意な方でしたらむしろ上位の経済学部に行ける可能性だって増えるわけです。
しかし文学を一から研究したいとすると文学部に行かなければなりませんがこれは理系から行くことは難しいです。
このように文系っぽい職業もしくは理系っぽい職業でも実際は別の専攻の知識が問われることもあるためそこをよく調べてから選ぶようにしましょう。
あとから気づくとなかなかしんどいです‥。
どっちでもいいなら理系よりも文系がいい
よく文系から理転するより理系から文転するほうがだから理系を選んだほうがいいと言われていますがあまりおすすめできません。
やりたいことが決まっておらず特にどちらがいいかわからない人には文系をおすすめします。
次からは文系をおすすめする理由を上げていきます。
文系がいい理由
時間がある
研究や実験でながーい時間がもっていかれてしまう理系に比べて、文系の学科はどちらかというと自由な時間が多い傾向にあります。
自由な時間が多いことはそれだけで貴重な価値があります。
仮に打ち込みたいことをあとから見つけたときにはそのあり余る時間を使って極めることもできますしね。
文理選択に迷っている人は今の時点でそこまでやりたいことが決まっていない方だと思われますからあとで好きなことを見つけたときのために時間のある文系に行っておくことをおすすめします。
理系は興味がないときつすぎる
これも理系を選んではいけない大きな理由なのですがとにかく理系は文系に比べて授業の負担が多くしんどいです。
好きでもない理系で数式に苦しみながらしかもテスト失敗すると留年も普通にありうる中でやるのはただただ苦痛です。
タダでさえレポートや小テストなどが多くある授業が多いうえに上級学年になったら研究室に入ることになり時間だけで見れば並のホワイト企業なみに拘束されます。
その長い間数式や英語の論文をにらみながら結果の出るかわからない実験を延々と続けることになります。
甘い気持ちで選ぶと理系に行ったときに後悔する可能性も高いので文系に行くのはいいかと思います。
選択肢が多い
文系は就職の際に理系ほど専攻を重要視されません。そのため選択肢がわりと広いと言えます。
しいて言えば弁護士になりたいなら学部でしたり銀行に行きたいなら経済学部が有利なくらいです。
しかし文系で弁護士を目指す人なんて少数派でしょうし銀行は他の学科から行くこともそこまで難しくはありません。
自分のやりたいことが特に決まってなくても3年生の就活シーズンまでは業種をいくらでも変えることができます
しかし理系に関してはそうは行きません。
理由としては専攻が違うとやることが全く変わってきてしまうためです。
機械と電気みたいな比較的近いものは移動できなくもないですが電気から急に看護系に行くなどはなかなかしんどいです。
それに文系就職だって有利になるわけではないのでわざわざ忙しい理系を選んで文系就職するのは労力の無駄と言わざるを得ません‥。
そんなことになるくらいでしたら最初から文系就職すればよかったとなってしまうでしょう。
以上の理由から迷ったときには文系に言ったほうがいいと言えます。
まとめ:文理選択はどうしたらいい?
・好きだからという理由だけで決めるのは不十分
・得意な方を選んだほうがなんだかんだで無難
・やりたいことが文系なのか理系なのかよく把握する
・迷ったら文系にしたほうが良い→理由なく理系に来るのはしんどすぎる
今回私が紹介する文理選択のポイントは以上のものになります。
もちろん文系から理系の職種、理系から文系の職種に行くことはできます。
しかしほとんどの人はその自分の選んだ専攻のなかで就職をすることになるでしょう。
この記事を参考にしながら後悔のないようによく考えて文理選択をしてみてください!
ということで今回はここまで!ありがとうございました!
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