
ああもうわかんねえ。

数学苦手なの?

そうそう。問題をみても何をやってもいいかわからないのよ。
数学が苦手なときって何がわからないのかもわかりませんよね。

こんにちは!現役国立大学生電気電子ブロガーのコブサラダ@kobusaladです!
今回は数学が苦手な人の特徴や原因について紹介していきます。
今回の対象は
・数学が苦手で困っている中学生高校生
となります。
この先は
「数学が足を引っ張るのはやだからせめてそれは防ぎたい」
「特に苦手でもないけど得意でもない、でもこれから得意科目にしていきたい」
というような学生の方に読んでいただきたいです!

筆者は
・センター試験で数学8割
・国立大学の理系学部に現役で合格
という経歴でちょっとは数学はできる方なので参考になるかなと思います。
目次!
数学ができない人の特徴
そもそも問題文が理解できていない。
数学が苦手な人の1つ目の理由にそもそも問題文を把握できていないと言うことがあげられます。
例えば
「x^2+y^2=9が直線y=x-1から切り取る線分の長さaを求めよ」
という問題があります。
これをみてそもそも何を問われているのか、どの先の長さを求めればいいかわかりますか?
解き方は数2Bで習いますが図を書くだけなら習っていなくても可能です。
少し考えてノートに図を書いてみてください!
‥
できましたか?
もしかしたらこの記事を読んでいる方の中には

切り取るってどういうことなんだろう‥。
と問題の意味を汲み取れなかったかたもおられるでしょう。
ちなみに答えはこのような感じになります
直線を円との交点で切り円の内部にある線分の長さのことを「切り取る線分」と読み取ることができるのでこの図になります。
そもそもこの図をかけなかった方は問題を読み取れていないので問題は解けません。
そのため数学ができないと思っている人はとにかくまず問題から正しく情報を得られているのかを逐一確認するようにしましょう。
完全に手が止まって何もしようとしない
続いての数学が苦手なひとの特徴は問題を読んだ後に全く手が動かないということです。
私は塾講師をバイトでやっています。
そこでの経験なんですが数学ができないという人はだいたい問題をじっと読んで何もしていない傾向があります。
おそらく手が全く動かない原因は以下のようなものがあげられます。
・そもそも基本的な公式を知らない
・公式は一通り知っているが何をしていいかわからない
というものです。
1つ目のそもそもの公式を知らないに関してはこれは基礎問題をやって覚えていただくしかありません。
ただ2つ目になると話は別です。
知識があるのにそれを使おうとしないのですから考えることをやめてしまっているわけです。
要するに戦意喪失です。
数学で大事なことは何かを使って少しでも答えに近づいていこうという姿勢です。
数学で筆を動かさない人は戦う気がないので得意苦手という段階ではないですね。
わからなくても問題をみてやれることはいくらでもあります。
突然ですが少し中学の数学の文章問題をやってみましょう。
A地点から妖精の家までは15kmです。
妖精さんはは8:00にA地点を出発し時速5kmで移動しはじめました。
途中のB地点で風の魔法使いにあいB地点から妖精の家まで風の力で時速30kmで飛ばしてもらい、9時に家につきました。
A地点からB地点までの距離を求めてください。
これが出てきたときに、距離?速さ?なんだっけああもうわかんないとなりペンを置いてしまう方ももちろんいるでしょう。
ただそれは少し早いです。
まず状況がどうなっているのかわからないのでとにかく図で整理しましょう。
するとだいたいこのような感じですね!
とにかく今問題文から得られる情報を書き出すわけです。(かかっている時間、距離をそれぞれの地点で)
そして求めたいものやわからないものがあったらとりあえず何か文字で置きましょう。
そうすると求めなければいけないものが明確になりま。
このように図で書くと頭の中のごちゃごちゃしたものが整理されてやるべきことが見えてきます。
これをみて

それぞれの距離はわからないけど合計はわかっているからx+y=15だな

後時速と時間だな‥これは別のことを表してるからそのままは解けないな「みはじ」の関係あったなこれで時間表せばよくね?

じゃあもう一つの式は
$$\frac{x}{5}+\frac{y}{30}=1$$
だな!
というように図から整理した情報を式にして解いていっています。
数学ができる人はもともとこれがあたりまえにできる才能があったと思われています。
しかし全員がそうではなく最初はじっくりと整理しながら勉強を重ねて慣れていきテストの時期に無意識にできるようになっているひともいます。
仮に的はずれだったとしても自分の頭で考えることでどんなミスをしたのか分析ができるので成長します。
しかし何も書かないのは自分がどんな考え方をして間違えたのかもわからないので答えを見ても「へぇー」で終わります。
そのため次に同じような問題に出会っても
復習をせず答えを見てやったきになる
これもかなり数学が苦手な人は大きな原因なのですが答えを見て終わりにしてしまうことです。
みなさん間違えたら当然答えを見ますよね。
そこで答えを見て

あーわかったそういうことね。
となりますよね。
ただ本当にわかっているかと思うと実際そうでない部分ってあります。
それを確認するために答えを見た後すぐににもう1度同じ問題をやってみてください。
おそらく途中で詰まってしまう人もいるでしょう。
途中で詰まってしまう人はわかったつもりになっている可能性が高いです。
これではいつまでたっても問題は解けるようになりません。
必ず復習するときはもう一回解くようにしてください。
そしてできなかったところをもう一回確認し自力でできるようになるまでやり直すようになれば成績は上がっていくでしょう。
まとめ:数学ができない人はわかるまで考えることが大事
・そもそも問題文を理解できていない
・分からいないなりに挑もうとしない
・復習をし直していない
以上が数学のできない人の特徴となります。
才能が関係ないとはいいませんが努力でどうにかなる部分ももちろん多いです。
普段から解き方を身につけようと言う気持ちで取り組んで行くことが得意科目にするための大一本になっていくでしょう。
ということで今回はここまで!ありがとうございました!
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