「数2Bですら厳しかったのに回転体の体積とか絶対無理!」
「なんで数列が振動すんねん、お願いだから収束してくれ!」
数3はなかなかハードですね。やらなくていいならやりたくないのが本音かもしれません。
ということで今回は地方国立大学工学部志望のひとが数3ができなくても絶望しなくてもいい理由をあげていきます。
今回の対象は
目次!
数3ができなくても絶望しなくていい理由
数3ができなくてもいい理由は以下のようになります
数学3ができずとも受かる大学は多い
センター形式の問題ではそもそも数1Aと2Bしかないので数3ができる必要はありません
そして数3が出てくるのは2次試験になります。
ただこちらに関してもあまり問題なく理系の単科大学など出ないところですと2次試験が数3がない学部と何問かかぶっているケースが多いです。
その中には文系学部や数3の必要がない農学系の学部も含まれているでしょう。
となると全問が数3に絡んだ問題ではなく大問5のうち2つしか数3を出さないところもあるでしょう。
となれば数3がまったくできなくても60%そうはいっても本当にまったくできない人はいないはずで部分点を取れれば70%は取れる余地があるわけです。
仮に他の学科と同一でなくても数3の知識が必要な問題はせいぜい多くても半分くらいです。
入試の難易度にもよりますがボーダーにさえ乗っかればだいたいの地方国立は半分問題が解ければ合格できます。
そのこともあり旧帝大学以外の地方国立レベルの大学ですとよほど数学の比率が高いわけでなければそもそも数3ができないダメージはあまりないと言えます。
大学でも数3レベルの授業がある
ある程度の大学では数3の授業があります。
もしかしたら先生やまたは知恵袋などで
「数3レベルの勉強ができない人間が工学部に行っても意味がない!」
という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
それに関しては割と事実で工学部は重積分や微分方程式などより高度な数学が必要とされる
ただ数3じたいは問題の種類が少なく時間をかければ成績が伸びやすい部分です。
数3が伸びない理由は割と一つで時間をかけていないだけです。
ただこれはできないあなたが悪いわけでなく5教科7科目受けるような人にとって数3までやるのはそもそもハードであるためです。
受験時点では忙しいかもしれませんが受かってしまえば割とじっくり数3を学習する時間はあります。
数3ができないと工学部で過ごすのは厳しいかもしれませんが受験時点ではできなくてもいい理由になります。
工学部志望で数3ができなくて不安なときは
というように数3がまったく理解できてなくても大学に合格はできますし入学後も心配しなくて良いでしょう。
しかし合格できる可能性が減るというのは事実ですしさすがに0点で突破するのは勇気がいりますよね。
そんなときはどうすればいいのか
基礎的な微分と積分の公式は理解する
どうしても不安なときは微分積分基礎の公式だけ暗記してしまいましょう。
数3を出す大学、そのなかでも特に工学部でしたら微分積分を絶対と言っていいほど出します。
複素数や極座標、または極限は割と基礎の範囲から難しいですが微分積分は数1A2Bを乗り切った人なら苦労しないです。
地方国立大学レベルなら最初の問題はせいぜい極値を求めてグラフを書くレベルです。
微分じたいはそこまで難しくなく基礎的な公式を覚えてあとは表に当てはめるだけで解くことができます。
積分も置換積分や部分積分となると少し難しいかもしれませんが基本の公式くらいなら問題を毎日5分くらい解いていけば覚えられます。
だいたい微分積分を出すときは最初の問題は微分だけというケースが多いですし、積分が出ても公式暗記で乗り切れるくらいのレベルです。
大問1つのうち3問中の最初の1問ができるだけでもかなり合格への不安は減るので基礎の基礎だけは抑えてしまうのも一つの手です。
まとめ:数3ができないなら最低限だけ身に着けよう
ということで数3が理解できなくても絶望しなくてもいい理由を紹介していきました!
もちろんできないことは不利ではありますが数3ができないことで完全に工学部への道が閉ざされることはありません。
多少大学のランクを下げる必要は出てくるかもしれませんがそれだけのためにやりたいことを諦めてしまうのは非常に残念なことです。
工学部を目指すあなたには他の科目でなんとか数3の点数を稼ぐなどしてとにかく諦めずに他の道を探していただきたいです。
ということで今回はここまで!ありがとうございました!
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