※この記事は2020/05/28に編集されました。
教授「ということで今回の授業は終わりです。」
学生1「これはまずいな」
学生2「ああ‥。」
学生1「教授の言っていることが何も分からねぇ‥!」
学生3「俺ら全員ともども単位を落とすしかないのか‥!」
たしかに教授によっては本当に分からせる気がない人もいます‥。そういうときは授業だけじゃどうにもなりませんよね。
ということで今回は単位を取るためまたは自習するためのおすすめの参考書を紹介していきます!!
今回の対象は
・単位を取るために勉強したい学生
・自学で電気の知識を身に着けたい学生
となります。
私自身も電気を学ぶ学生で単位をしっかり取りきっているので参考になるかなと思います。
目次!
電気回路のおすすめ参考書
電気回路を学習していくためのおすすめの参考書をまとめていきたいと思います。
数学の参考書
私がおすすめするのはマセマシリーズの「フーリエ解析」と「ラプラス変換」です。
なぜラプラス変換とフーリエ解析なのか
電気回路を勉強する際、最初の方は高校物理までの知識で事足りるような分野です。
具体例をあげますとキルヒホッフの法則でしたりLRC回路のインピーダンスを求めるといったものです。
しかしパルス波や過渡現象などの範囲に入ってからになると徐々に大学で習うような高等数学を使うことになります。
過渡現象は微分方程式を使って解くこともできますがラプラス変換を使うことでかなり問題が解きやすくなります。
フーリエ変換やラプラス変換を使えるようになるとかなり有利になるのでぜひぜひ学んでおきましょう!
マセマシリーズの解説
マセマシリーズを使うことのメリットはとにかくわかりやすさに特化しているため勉強が進みやすいという点です。
口コミでは‥
・人に教えられるほど理解ができる!
・理系の大学なら絶対に持っておくべき!
と圧倒的に評価されています。
基本的に大学の教材というのは必要以上に難解に書かれている場合が多いです。
数式の羅列をみて積分記号が何個にも連なっていたりして開いた瞬間吐き気がするということも少なくありません。
そりゃわかんないよねという感じです。
ただマセマシリーズが他の参考書と違う点がここにあります。
先ほども書いたとおり大学の普通の参考書は難しく書かれているのですがマセマシリーズは高校の参考書みたいなレイアウトになっています。
つまりわかりやすさに重点を置いています。
形式としては最初に数式の説明をする解説部分がありその後に例題や問題が何問かあるというものです。
解説の部分はなんでこのような式になるの?と言われるようなことを図などを使って説明してくれている感じです。割と難しい概念の大学数学ですが記号の意味を説明されればかなりわかるようになります。
問題のページは使った方はわかるかもしれませんが数学のチャートに近いイメージです。
上に例題がまとめてありそれをもとにした問題が下に用意されています。
チャート式をやった方はわかるかもしれませんが例題を見ながら下の類題をとくことで応用力と解法の暗記が両方一気にできるためかなり効率がよく学習ができますよね。
そのうえ受験勉強でチャートの形式になれた私達にとっては大学受験と同じように勉強できるためかなり勉強やりやすくなります。
とこのように評価が高い参考書で欠点はほぼ見当たらないのですが強いて言えばかんたんに書かれているためなんか難しい勉強してる感がなくて他の人に頭いい感をひけらかせないというくらいです。
なかなか高等数学は難しくて敬遠されがちなのですがこちらの参考書をやるとかんたんに理解しやすいのでぜひ買ってみてください。
電気回路の参考書
図解でわかるはじめての電気回路
基礎的な数学を抑えたら電気回路の教科書についてまとめていきます。
まずおすすめするのは「図解でわかる電気回路」です!
こちらはとにかく名の通り図解で理解できるため自信がない人の能力を引き上げてくれます。
口コミや評価としましては
各素子の働きを理解することができる!
初心者にとってすごくわかりやすい!
という意見が見られました。
基本的に電気というのは目に見えないため理解がしづらいと言われています。
リンク
ただもちろん欠点もありまして、それは演習力が付きづらいというところです。
正直なところ問題数が少ないことから実践には向いていません。
電気回路論
つぎにおすすめするのは「電気回路論」です!
この電気回路論のいいところはとにかく問題の網羅性が高く一冊で回路のさまざまなことを勉強できるという点です。
とにかく電気電子では定番の参考書で評価としては
・就職後も使える質の高い参考書!
・限られた範囲で必要な点が盛り込まれている!
といったものがあげられています。
実際厚い参考書にキルヒホッフの法則の法則という基礎的なところから分布定数回路といった偏微分などの高等数学を扱う計算まで解説されています。
これから別の参考書も紹介しますが公式について長いページで物理的な定義からまとめている本はこの本だけでしょう。
ただデメリットもあります。
解答と本誌が別の冊子になっていてそれぞれ購入すると5000円ほどの値段になってしまいます。
さらに先ほどフーリエ級数とラプラス変換で紹介したような典型的な大学の参考書です。
つまり難解です。
そのためこちらの参考書はあくまで高校物理がある程度理解できて(センター8から9割)なおかつ先ほどのラプラス変換やフーリエ解析まで基礎を理解できている方向けです。
さらにもう一つ気になる点がありそれはやたら誤植が多いというところです。
「本当に検閲してるの?」というレベルです。
別紙で誤植を訂正しているため内容そのものには問題はありませんがそれでも気になるなという方は少し頭に入れていただければと思います。
このようなデメリットはありますが電気回路の基礎的な知識や解法はこの参考書一つで完璧に対応できるため周りと相当な差をつけられるでしょう。
電気回路 続電気回路
こちらの本を使うメリットは問題演習が簡単であるため単位を取る勉強に使いやすい!!ということです。
基本的に大学のテストの勉強はそれほど難しくないです。
その理由としてはテストを難しくして大量に単位を取れない人が続出すると大学に教授が怒られるということがひとつに挙げられます。
そのためかんたんなことさえ理解できてしまえば普通に単位は取れるんですよね。
こちらの問題集は先ほど紹介した電気回路論よりも楽で問題が素直です。
単位を取るためには十分な難易度であるうえ明らかに難解な問題もないため学習意欲も低下しづらいでし
そこまで難しいことをしたくないとお考えの方ならこちらの電気回路の参考書を選んでいただければいいかと思います。
まとめ:電気回路の勉強は参考書選びがキモ!
前の回路設計、電気磁気学編に続き教材を紹介していきました!
電気回路は回路の変形などのパズル要素もあったり過渡現象などで難しめな数学を使ったりととても内容が濃い分野です。
習得には苦労することもあるかと思われますが理解すれば他の分野と同じように楽しく問題が解けるようになります!!
楽しめるようなくらいまで勉強して無事単位を取得できるように頑張ってください!!
ということで今回はここまで!ありがとうございました!
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