※この記事は2020/05/27に更新されています!
「なんでこの世に摩擦なんてあるんだよ!」
「なんだよ剛体って。わざわざ回るんじゃねーよ!左右にだけ動いてくれ!」
「波は干渉し合うんじゃねー!そのまま交差せずに進んでくれよ!!」
「「「もうやだーーー!!」」」
物理は覚えることや設定の応用が多くてなかなか難しいですよね。
というわけで今回は物理で点数を取るための勉強法についてまとめていきます。
今回の対象は‥
・物理の教材に迷っている人
・物理の勉強が苦手な人
となります。
目次!
物理の参考書のおすすめ
おそらく物理は理系科目の中でもテストの点数と模試の点数がなかなか一致しにくい科目です。
定期テストでは問題集の問題がそのまま出るケースが多いのですが模試では当然見たことのない問題が出ます。
その際物理は問題の応用がききやすく設定が少し変わっただけに見えてもアプローチが変わることがあります。
その場合は解き方だけではなく現象を理解しなければ解けなくなります。
そのため数学とは違いただ問題を解くための参考書ではなく現象を詳しく説明されている参考書を選ぶ必要があります。
この店を押さえないとせっかく参考書を買ってもいい本でないとお金が無駄になってしまいます!
この記事にたどり着いたあなたは今回の記事を参考にして失敗しないような参考書選びをしてください。
これだけは買っておけ!おすすめの参考書
初心者向け
漆原晃の物理・物理基礎がおもしろいほどわかる本
このシリーズは初心者の方の物理の能力を一気に引き上げてくれる参考書です。
どういうことかといいますと購入者の中で「とにかく初心者にもわかりやすい」という意見が多いです。
実際にレビューをみてみますと
・イラストがとてもレイアウトが工夫されているため読みやすい
・式の意味と使い分け、問題への応用までわかる
と言った意見が見られます。
これから別の参考書も紹介しますがそれらの中でも圧倒的に初心者でもとっつきやすい参考書です。
物理という科目にとってわかりやすい、とっつきやすいと言うのはかなりの利点です。
物理はできるようになるまで最初の壁がすごく高い科目ですし何も理解できないと0点を取ることも少なくないです。
この導入部分の難しさからいちばん点数の差が付きやすい科目と言われています。
ただその導入の一つの壁を超えてしまえば一気に点数をあげて得意科目にしてしまうことも可能です。
この参考書をやることで基礎力を身に着け一気に物理ができる側になれます。
ただ初心者向けで公式の説明などが多いため問題の数は不足しています。
そのため基礎的な知識を身に着けたあと本格的に問題演習の対策をする段階では少し物足りないと思ってしまうかもしれません。
この参考書で公式の使い分けを理解したら次の参考書に行きましょう。
物理のエッセンス
続いて紹介するのは物理のエッセンスです。
この参考書を使って勉強すると学力を受験レベルまで一気に上げることが可能です
私自身の経験なのですがこのエッセンスをやって勉強して物理が何なのかわかっていないという状況から2ヶ月勉強した後の模試で偏差値60を取ることができました。
口コミでは良問が多く基礎の定着に役立つと言われておりどの記事でもおすすめされているため定評のある一冊と言えるでしょう。
先ほどの漆原先生の参考書と比較しますと問題量が十分にあるため受験の問題対策にもなるという点です。
初心者でもわかる入門書と受験対策両方の役割を持っているのはこの物理のエッセンスだけではないでしょうか。
物理のエッセンスは参考書と問題集どちらの役割も果たしておりますが7:3くらいで参考書の役割が大きいです。
丁寧な解説があるため基礎的な知識をこれ一冊で身につけることができます。
ただ一部の方からはかなり解説がわかりにくいと言った声が出ています。
その口コミの通り1周目ではなかなか書いてあることも理解できないですしなんなら問題の方もまったく解けないでしょう。
しかし何週かして他の分野も学んでいくうちにだからこうなるんだなと納得できる部分も増えあるタイミングから急に問題が解けるようになります。
根気よく勉強を進めていけば成績を伸ばせる問題集であるため持っておかないのは損と思っていただいてもいいでしょう。
中級者向け
良問の風
良問の風は網羅型の問題集になり国立大学に行きたいと考えている学生にとってはこれしかない!と言うほどの良問揃いの参考書です。
基本的にすべての分野の問題がまんべんなく網羅されていて選りすぐった150問で構成されています。
口コミを見てみるとかなり多くの人がこれ1冊で難関大学以外は合格できる!と言っています。
つまりそれほど信用されている一冊なんですよね。
先ほどの物理のエッセンスと比べるととにかく問題数が多いこと、また受験のような形式になっているため実践への対策の能力をあげることに特化しています。
という感じでもうほとんど完璧じゃね?と言えるくらいの参考書ですが基礎的な知識がないと少々難しいという声もあげられていました。
そのとおり問題集であるため解説も解き方のほうに重点を置かれていてどういった現象なのか?という点が足りない印象です。
あくまで問題集という位置づけですので物理のエッセンスなどで基礎の理解を深めてから購入されるのか良いでしょう。
重要問題集
こちらの問題集はとにかく入試に出そうな問題がすべて網羅されているため解けるようになればかなり二次試験に有利になります。
実際に口コミでは
問題の網羅性が高くレベルも二次試験対策まではこれで十分
実際に問題の量も多く155問となっています。
良問の風と比較しますとこちらの重要問題集のほうが難易度は少し高めなので難関大学への合格を目指す方はこちらがおすすめになります。
ただ弱点としましては解説がわかりにくいという声があげられています。
かなりシンプルでもしかしたら学力がまだ追いついていない方にとってはせっかく本書を買ってもうまく進めることができないかもしれません。
ある程度エッセンスや漆原先生のシリーズで物理の基礎を固めてから解くとより良い効果を発揮できるでしょう。
名問の森
ほとんどの場合は良問の風のみで事足ります。
しかし二次試験科目に苦手科目があって物理で点数をとっておきたいときはここまでやっておきたいところです。
名門の森は良問の風レベルの難易度の問題から東大の二次試験レベルの問題まで出てきます。
なので本来は難関大受験のレベルなので特に物理を得点源にする気がない地方国公立受験生は全ての問題をやるとオーバーワークになってしまいます。
そこで僕がおすすめするのはこの問題集の赤星の問題だけやるというものです。赤は基本や標準レベルなので合格平均点を取るとなるとここまでになります。
ここまでくれば完璧でしょう!
大学受験に受かるためにはどの参考書を選ぶべき?
流れとしておすすめなのは以下の3つの流れです。
①漆原シリーズ→物理のエッセンス→良問の風→(名門の森)
②漆原シリーズ→物理のエッセンス→重要問題集
③物理のエッセンス→良問の風→(名門の森)
④物理のエッセンス→重要問題集
この4つの流れでやっていただければ合格にたどり着きやすいです。
特に対象に関しては差はないのですが③、④を選ぶ人はそんなにお金をかけずに対策をしたい人または偏差値50くらいすでにある人
①、②を選ぶべき人は金銭面で余裕がありなおかつ物理の点数がまったく取れない人
というわけかたです。
筆者自身は③のフローチャートに乗りましたが物理に対する苦手意識が少ない人はこちらの③か④の流れで良いでしょう。
まとめ:大学受験のためのおすすめ物理参考書
他のサイトでも書いてありますが最低限の冊数を完璧にすることが物理の点数を上げる一番の近道です。
ぜひ分野の偏りなく基礎から身につけていきましょう!
それではさようなら!
コメント