※この記事は2020年7月16日に更新されました

こんにちは!現役国立大学生電気電子ブロガーのコブサラダ@kobusaladです!
今回は電気電子工学科は辛いと言われるけどその理由は何?という疑問にお答えしていきます!
今回は‥
・電気電子が辛いと聞いて不安になっている大学生
にはぴったりな内容です!
目次!
なぜ電気電子工学科は辛いと言われているのか
扱う数式がむずかしい
電気電子は近代的かつ実践的な情報工学や土木工学とはことなり古典的な学問と言われていまして数式をゴリゴリ扱います。
微分積分のわけわからん記号とかですね。「∮」,「div]などこういうのがバンバン出てきます。
一応最初の方は簡単なところから教えてはもらえますが、
2年生以降だとわけのわからないところも習ったことが前提とされており
わからないとそのままおいていかれることになるのである程度は大変になります。
説明されればわかるのですが、数式がガツンと来られてそのまま心が折れてしまう方は多いです。
だからきついというのはよくわかります。実際興味がないと辛いです。
イメージが全くわかない
そもそも高校の時点で電気が大嫌いな方も少なくないです。
理由はおそらく原子や熱力学の分野にも通じるものだと思いますが、見た目でイメージしにくいと言うことです。
例えば力学ですと物体が押した方向に進んで摩擦は進む方向の反対にはたらくということが感覚でわかるかと思います。
しかし電気ですと回路の流れはわかるかもしれませんが、磁石によって発生する力だったりコンデンサの中に貯まる電荷とかはあくまで
となってしまうでしょう。
なので電気電子は力学のように問題を解く前に図を書く、力の向きを理解するという段階が入ってきます。
なのでそれだけ訓練が必要な分野なのでそもそもが難しいと言われても仕方ないのではないかなと思います。
実験がよくわからない
先ほどのイメージがつきにくいというのもそうなんですが、扱う器具も見た目だけではわかりにくいというさらなる難点も加わります。
電子回路の実験ですと能動素子と言われる回路に使われる素子があるのですが、それが回路記号と実際では形が一致しません。
なので最初に実験をやるときは何を使っているかもわからないしどんな現象なのかもわからないし、本当に何もわからないです。
なので最初はわからないことだらけなのでやる気が失せてしまいます。
電気電子工学科をつらいと思わないために
電気電子工学科はたしかに工学部の中でも忙しい学科ですしやることもわかりにくいため大変ではあります。
しかし辛いと思ってしまうと日々の勉強も嫌になってしまうので
基礎的なことを日頃から少しずつ勉強する
受けなきゃいけない科目は電気回路や電子回路、更に電磁気などかなり広く学ぶ必要があります。
ただこれらの教科全て基礎は同じような感じです。
基礎的なところをきっちりと身に着けてしまえばレポートも早くかけるようになりますしテスト勉強もかなりスムーズに行きます。
知識がないから辛いとなってしまうので参考書を買って勉強していただくことで早いうちに何もわからないという状況から抜け出して電気電子工学科の生活を楽にしてしまいましょう。
参考書の選び方は以下の記事でも紹介しているためこちらの記事も読んでみてください!


英語を身につける
電気電子工学科での生活を比較的楽にする方法は英語を身につけることが大事です。
なんで急に英語?と思われるかも知れませんがこれがなかなか役に立ちます。
基本的に英語が役に立つのは論文を読むときです。
基礎的な物理学などの論文は日本よりも海外の方が種類が豊富です。
さらに研究室にはいったら英語で論文を読む機会が増えるでしょう。
英語の論文がどんなかんじなのか詳しくは以下のサイトで調べていただければいいかと思います。
実際に調べてみると同じ単語でも英語で調べるか日本語で調べるかで情報量はかなり違います。
英語ができると思いも寄らないいい論文に出会えます。
いい論文に出会えると理解も深まる上研究室でも苦労しづらくなるので英語を学ぶのがおすすめです。
英語を勉強する方は以下の記事からどうぞ!
まとめ:電気電子工学科が辛いかどうかは勉強量にもよる
とここまでが辛いと言われる原因となっています。
しかし前も書いてありますが、高校生活と比べたら暇だと思ってもらって大丈夫です!
正直つらいとは言われていますが受験を乗り切っているみなさんにとっては全くもって辛くないと思います!
実際私もプログ書いたりバイトしたりサークルしたりとやっていることがいくらでもあるのでそれがなによりも辛くない証明になりますね笑
コロナによる就職氷河期になりそうな今不安から就職に強いと言われる電気電子には心惹かれるところもあるかもしれませんが「就職に強い!」の一つの要素だけで通い始めてしまうのは難しいことだと思います。
なので是非興味がある、電気に関わる仕事に付きたいと言われる方はこの学科に来てほしいと思っています。
それでは今回はここまで!ありがとうございました!
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