学生1「おれ工学部行くことに決めたわ!!」
学生2「お前工学部ほんとに向いてんの?きつそうじゃない工学部って実験多いし遊べないし女いないし、ああ俺には耐えらんないわ笑」
学生1「そこまでいう!?でもそう言われるときつそうに思えてきた。」
けっこうきついイメージもあるため適性も別れます。
ということで今回は工学部に来るべき人の特徴についてまとめていきます!
今回の対象は‥
・進路の選択肢に工学部を入れている受験生
となります
今回の記事を読むことで自分が理系に行くべきなのかどうかの判断の一つに使っていただければなと思っています。
どんな人が工学部向いてないの?
正直私は大学に入ってみて思ったのですが、いま成績を取れている人と取れていない人はこの差があるのではないかなと思います。それは‥
数学や科学に興味を持てない人です。
こういうことをいうと「じゃあ私は数学の点数が低いからだめだ」、
「いつも物理の式を見るとそれだけで頭が痛くなるから無理だ」ということで諦めてしまうかたもいます。
しかしそういった意味での数学や科学ではありません。
というのも私が言っているのはこれは受験理科のことではなく理科や数学そのものの話です。
例えば数学でしたら、いつもどこかで計算ミスを犯してしまったりセンター試験の形式で早く計算できないことをきっかけに嫌いになってしまうこと。
例えば物理でしたら式を立てることや、公式を覚えることが苦手ということはあるかもしれません。
化学ではモル計算だったり濃度計算などに頭を悩ませていることも少なくないです。
でもそれだけでは理科や数学が嫌いになっているとは言えないです。
単純に問題を解くことが嫌いな方でも実験になると
「なんでこんなふうになるんだろう?」
色々疑問を持って考えることが好きだとか、数学の問題でやり方を思いついたとき何よりも快感を感じたという経験をお持ちの方は多くないですか?
確かに点数は低いかも知れません。
しかし数学や科学に十分な興味を持っているという点では工学部に行って得られるものは少なくないでしょう。
興味がある人以外は得意でもダメなの?
じゃあ興味を持てない人はだめなのかという考えを持つ方もいるでしょう。
実際興味がなくても要領がよくテストの点数が高い人はいくらでもいます。
例えば「俺は理系科目が得意だな」とただ公式に当てはめて計算するのが得意なだけの人、
または理科でも小手先のテクニックだけで本質を見ずテストを乗り切ってきた方がいるかも知れません。
そのような方にはあまり工学部に向いていないと言えます。
というのも確かに大学で単位を取るためにはテストで点数を取らなければならないのでそこは頑張る必要がありますが
4年生以降になったら基本的には研究になります。
研究になると紙上のテストはないので計算そのものでしたらパソコンのサイトやソフトにいくらでも任せることになります。
その場では数式も大事なのですがもっと必要になるのは現象そのものについて理解して
なので数学がだめだからというのはそもそも工学部を諦めるという理由にはならないんですよね。
最低限の微分方程式や線形代数の計算くらいは扱えたほうがいいのはありますがね。
確かに数式を使って説明されることもありますが授業の仕組みは高校時代と少し変わります。
高校だと受験に受かることが目的になるので解くことが重要視されます。
そこではそもそもの理解をさしおいて問題を解ければ何でもいいということになります。
大学では目標が変わります。
工学部生の大学での目標は現象を理解してそれをものづくりに応用できる能力をつけるというものです。
最初は数式の意味がわからなくても本質を学んでその意味を理解できるような日が来ます。
実際に私の友人でも後期試験で入学してきて成績の良かったひともいます。
しかしその彼も自分のやってる専門分野に興味を持てず単位がどんどん落ちていきました。
その彼からも分かる通り得意であっても好きでなければいずれそれに応じた結果が表れます。
その逆もしかり、推薦で大学に入ってきて入試時での学力は後期入試の人と比べるとかなり学力面では劣っていたかたもいますが、
専門分野に興味があったため努力して好成績を保っているというかたも多いです。
ということで受験の教科がそんなに得意でなくても、好きこそものの上手なれでいくらでも能力は上がっていくのかなと実際に生活を送りながら感じました。
なので科学や数学を楽しめる人にはじっくりと好きなことを学べる環境である工学部は楽しめる素晴らしい場でしょう。
まとめ:科学が好きじゃないなら工学部はしんどい
今回は工学部に向いている人というテーマについてまとめていきました。
よく工学部というと就職に強いというイメージがありそのイメージに引っ張られて入学を決める方が多いです。
さらには単に理数科目が得意だからといって受験したという方もいます。
しかし工学部の就職が良いのはその専門分野を身につけて関係がある職種で活躍してくれるだろうという期待があるからです。
下手したら一生その分野に携わって生きていかなければなりません。
そう考えると好きでないのなら今後のことを考えると工学部を選ぶのはやめたほうがいいでしょう、。
反対にテストが苦手で数学や物理が嫌いだという人も化学系のなにかを作ることに興味があるなら工学部での勉強は楽しめると思いますし
もし工学部に行くと決めたなら楽しい工学部ライフを送れるように勉強も他のことも色々がんばっていきましょう!
ということで今回はここまで!読んでいただきありがとうございました!
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